2014年11月24日月曜日

高野山3 女人道巡り

高野山は明治の初めまで女性が山内に入ることが禁じられていたため、高野山の各入口に女性のための籠り堂として女人堂が作られ、女性信者はそこで御廟を拝むために峰々をめぐる高野山女人堂をたどったと言われている。現在ただ一つ残されている不動坂口の女人堂を出発。山道に入る。弁天岳からは和歌山の発電所から大阪へつながる高圧線が山々を縫うようにつながっている。信者が寄進した鳥居の繋がる道を下ると昨日の出発点大門へ。
ふたたび山道を登る。振り返ると林の中に大伽藍の朱色の塔が見える。轆轤峠にある大滝口女人堂跡で休憩。ここから女性が首を長くして高野山を見ようとしたことからろくろ(っ首)峠。今は木々が茂り街は見えない。ここから街におりた。「高野山」というお酒を飲みながら帰路につく。

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