2015年2月26日木曜日

ニュージーランド9 オークランド・帰国

ニュージーランド最後の日。いつも通り朝のテ・アナウ湖。カモメの機敏な動きにカモは歯が立たない。いつも目にしていながらなかなか写真を撮る機会のなかった羊。バスのドライバーが気を利かせて路肩にバスを止めてくれた。雪をかぶるサザンアルプスを窓越しに見ながらオークランドへ移動。
オークランドでは市内をバスで観光。港には世界最大級の客船 VOYAGE OF THE SEA が停泊中。乗客3,114名 乗組員1,181名。市の北側に広がるワイテマタ湾を南北につなぐ全長1,020mのハーバー・ブリッジを釣り人が糸を垂れる波止場から眺める。鯛を釣ったおじさん「no good(小さい)」と言って海に返した。渋滞の橋を渡る。橋の上からは出港する客船、やオークランドの街、スカイタワーが一望できる。波止場のイタリアンレストランで食事が終わると港は夕暮れ。最後にお土産屋に寄り楽しかったニュージーランド・ハイキングツアーをしめりくくり。

2015年2月25日水曜日

ニュージーランド8 キーサミット

低気圧の通り過ぎるのを待つため野鳥公園による。絶滅寸前、ようやく200羽に増えたという飛べない鳥タカヘ。飛べる鳥に横取りされないよう蓋のついた餌箱から器用に餌を食べる。テ・アナウから1時間ルートバーン・トラックの入口 デバイドから原生林や苔、シダの生い茂る緩やかな斜面を歩く。ゴブリンモスという苔の垂れ下がるツリーフューシャ。ガイドは「ニュージーランドの植物」の著書がある小川明人さん。葉を噛むと辛いペッパーツリー。いろいろな種類の蘭(オーキッド)の内 グリーフード・オーキッドの花を見ることが出来た。
ルートバーン・トラックとの分岐を過ぎるとブナの森を抜けポリフォード渓谷が見渡せるようになる。強い風に負けずに歩きキーサミット山頂918m。登山口から380mほどの山歩き。山頂の木道の遊歩道が一周し360度の眺めを楽しむ。強風に揺れるニュージーランド・アイリス。岩にへばりつくサウスアイランド・エーデルワイス。地面を覆う”苔の庭”などをカメラにおさめ下山。日本では味わえない山歩き。

2015年2月24日火曜日

ニュージーランド7 ミルフォードトラック

テ・アナウ湖に朝の散歩の後、ミルフォードトラックへ。ここは世界一美しい散歩道と言われている全長54kmのハイキングコース。テ・アナウタウンズから船に乗り1時間ほどでMTの入口の船着き場。よく整備された道を30分ほどでGLADE HOUSEに到着。おいしいサンドイッチとスープのランチ。
おなかいっぱいになったところでハイキング開始。吊り橋を渡りクリントン川沿いに原生林の中へ。大きなアカブナのあるTwo mile hutまで往復。その後山道を登り船着き場に戻る。人を恐れず近寄ってくるかわいいニュージーランドロビン。扇のような尾羽の美しいファンテール。きれいな声で鳴くベルバードの姿は見えない。川には大きなウナギ、サンゴのようなキノコやオッドリーブ・オーキッドなどの動植物が豊富なハイキングコース。

2015年2月23日月曜日

ニュージーランド6 ミルフォード・サウンド

ツアーのハイライト。ミルフォード・サウンド、サウンドとは”入り江”のこと。氷河の浸食で出来たV字谷に海水が流れ込む。海面から垂直に1,000mの山々が立ち上がり、あちこちに滝が流れ落ちる。アザラシは外敵の心配もなく岩の上で昼寝。スターリングの滝では飛沫のかかる直下まで船を近づけてくれた。タスマニア海でUターン、和風幕の内弁当付の2時間弱のクルーズ。

ニュージーランド5 レイク・ガン・ネイチャーウォーク

6:40に朝食。ワカテプ湖畔のホテルを7:15に出発。次の目的地テ・アナウまでは300km 4時間15分。最初の訪問地はミラーレイク。鏡のような湖面に山々が逆さに移る。看板も水面に映った文字が正しく読める。レイク・ガン・ネイチャーウォークは濃い緑の中をガン湖まで約1時間の周遊散歩道。
岩山をくりぬいたホーマートンネルでサザンアルプスの西側、タスマニア海側に出る。

2015年2月22日日曜日

ニュージーランド4 南十字星

果樹園が広がるクロムウェル、1862年にゴールドラッシュで湧いたアロータウンを経て今日の宿ワカティプ湖畔のクィーンズタウンへ。天の川の中に南十字星を見つけることが出来た。感激!!

ニュージーランド3 フッカーバレー

テカポ湖から110km、プカキ湖の脇を北上1時間半でアオラキ・マウントクック国立公園へ。ほぼ平坦な谷間の道をマウントクックの麓の氷河湖へ。途中だいぶ後退してしまった氷河が流れ込むミュラー湖や三つの吊り橋を渡る。氷河湖の奥には流れ込む分厚い氷河の断面が見える。ガイドさんがいれてくれたコーヒーとサンドイッチのランチ。主役のマウントクックは雲の中だった。
2月下旬は夏の終わり。季節外れのマウントクックリリーの清楚な白い花が数輪残っていてくれた。ニュージーランドブルーベルなど小さな花を見ながら帰路。景観を損なわないように建つハーミテージホテルに戻る。プカキ湖に向かって氷河が削ったV字谷の様子がよくわかる。