2014年7月21日月曜日

白馬岳の花4

雷鳥のいたハイマツの間をよく見るとシャクナゲの淡いピンクの花。規則正しく並んだゴゼンタチバナ。白馬大池近くでチシマキキョウ。天狗原にはワタスゲが静かに咲いていた。

白馬岳の花3

白馬岳山頂から栂池おりる尾根沿い。強い風、大きな寒暖の差に負けずけなげな高山植物。ミヤマアズマギク、イワハゼ、イワカガミ、ヤマハハコ、2本の雄しべと雌しべの長いミヤマクワガタ、一番人気はやはりコマクサ。

白馬岳の花2

山頂近くになると数えきれないほどの花。ミヤマキンバイ、ミヤマタンポポ、ホソバツメクサ、ウルップソウとクジャクチョウ、ミヤマシオガマ、ベンケイソウ、タカネスミレなどが短い夏を彩る。

白馬岳の花1

たくさんの花を見ることが出来るので苦しいけれど登りたくなる白馬岳。今回目にした花を紹介。白馬尻小屋を出てすぐに現れるのがキヌガサソウとミヤマカラマツ。
雪渓を登り切った葱平(ねぎかっぷら)ではシナノキンバイ、ミヤマキンバイ、ハクサンイチゲ、クルマユリなどが疲れを癒してくれる。

白馬岳2

4:44の雲海からあがるご来光を山小屋裏の小高い場所から見る。
今日もいい天気。白馬岳山頂2932m経由で周囲の山々を眺めながら白馬大池へ向かう。小蓮華山から振り返ると鹿島槍までの後立山連峰が厳しくも爽やかな姿を見せる。時間に追われ雷鳥やワタスゲを横目にごろごろ岩時々小雪渓の道を下山。時間に余裕をもってゆっくり下山すればよかった。

2014年7月20日日曜日

白馬岳1

20年前に見たお花畑が見たくて山仲間と白馬岳へ。猿倉から白馬尻小屋で一泊。
快晴の大雪渓、音もなく岩が転がり落ちてきた。来た道を振り返ると霧が下から迫ってくる。一歩づつ雪を踏みしめ2時間半で岩場葱平に取りつく。雪渓をバックにシナノキンバイ、クルマユリなど可憐な花が咲きほこる。村営頂上宿舎でお昼。昼過ぎに日本最古の山小屋と言われる白馬山荘に到着。剱岳、立山の立山連峰、鑓ヶ岳、鹿島槍の後立山連峰、今日登った大雪渓のすべてを青空と刻一刻と形を変える白い雲の下に見ることが出来る。山小屋の周りにはお花畑が広がる。