今回の山歩きで唯一の山小屋泊。ヴェンゲンアルプ駅から登山電車。車中でお昼を食べながら40分ほどでラウターブルンネン。ラウターブルンネンとは「音が大きな泉」という意味で氷河の浸食で造られた300mのU字谷の底にあるので無数の滝がある。ちなみに写真は駅手前のヨーロッパ第二の滝シュタウフバッハ滝、手前の教会と奥に見える氷河が絶好の撮影ポイント。
ラウターブルンネン駅で乗換時に一人行方不明。神隠しにあったのかとみんな血相を変えて探し回る。別の出口に行ってしまったようで、しばらくして一件落着。ポストバスと小さなゴンドラに乗ってスルワルド(1530m)という小さな村へ。
ここからロブフォルンヒュッテまで気持ちのいい山道を歩く、1時間45分ほどで牧舎につく。大きな鎌を持った男が干し草を空中に投げている。ここで、しぼりたての牛乳を飲み、チーズを買う。ヒュッテまではあと一息、途中の湖(ズルスゼー)にパンクズを投げると小さな魚が寄ってくる。湖の向こうにはゴツゴツした黒い岩が見える。これがロブフォルンだそうだ。
牛舎から30分、坂を登ると突然視界が開け、ラウターブルンネンの谷を挟んでベルニナ三山がドォ~ンとあらわれる。
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