今日は絶滅危惧種レッドリスト植物に指定されている野生のアツモリソウの群生地を白野ガイドが案内してくれるとのことでホテルを出発。登山電車に乗ってアイガー北壁を左に、グリンデルワルトの村を右に見ながらクライネシャイデックへ。ここから、ユウグフラウの麓に向かって花に埋められた道を下る。上空に工事資材を運ぶヘリコプターが行きかう。メインのハイキングコースではないので行きかうのは牛(糞に注意)と豚だけ。ヤグルマソウに似たヤマヤグルマギク(ケウタウレアモニタナ)では蜂が蜜を吸う。
草原や林を抜けて目的地に着いたが、季節が終わりアツモリソウは不在。小休止して歩き出す。水たまりには雪をかぶった山が逆さまに映っている。これから乗る登山電車や谷の向こうに崖の上の村 ミューレン、その背後に007のロケ地で有名になったシルトホルン展望台(2960m)が見える。3時間半のハイキングでヴェンゲンアルプ駅に到着。アツモリソウは見ることが出来なかったがアルプスの楽しいハイキングだった。
0 件のコメント:
コメントを投稿