2012年7月21日土曜日
帰国
12:42チューリッヒ空港離陸。トルコ航空往路便で白鶴があったので帰路便でも「サケ」を注文。出てきたのは期待に反して薄いカルピスのような液体。どうもトルコの「サケ」らしい。度数が高い、ようやく飲み干す。口直しにトルコビールとトルコワイン。イスタンブール空港の免税店のタバコ売り場。すべての棚に「喫煙は殺す」「喫煙者は若死にする」「喫煙はあなたと周囲の人に重大な危害を加える」などの札がかかっている。さすがに、このコーナーには旅行客が寄りついていなかった。
6:40(日本時間)ごろロシア上空で日の出。11:15無事成田空港に着陸。天気、コース、メンバーに恵まれた夢のようなアルプス山歩きツアーでした。
2012年7月20日金曜日
ピッツネイル展望台
サンモリッツにいったん戻りロータリーに面して建つ小学校の裏手からケーブルカーとゴンドラを乗り継ぐ、眼下の草原ではここでもマーモットがチョコチョコ姿を見せる。25分でピッツネイル展望台3057m。南側にエンディガンの谷を挟んで先ほどまじかに見たピッツコルバッチやピッツベルニナ山群。東側にはサンモリッツ湖を挟んで昨日登ったセガンティーニヒュッテの山塊が見える。展望台のテラスでホットチョコを頼んで持参のパンやハム・ソーセージ、サラダでランチ。下りはまっすぐサンモリッツに戻る買い物組と途中のチャンタレラで下車するハイキング組とに分かれる。
ちなみにきのうと今日乗った4ヵ所の展望台へ行くゴンドラ類の料金はあわせ188CHF(約1.7万円)。これが、無料になるカードをサンモリッツのホテルに2泊以上するもらえる。買い物と荷造りを済ませて16:02サンモリッツを後にする。ツアーが終わるとともに天気は下り坂、霧の中の古城などスイスの風景を瞼に焼き付けながら、テコンドーの合宿に向かう子供たちと一路チューリッへ。
2012年7月19日木曜日
セガンティーニヒュッテ(2)
ガレタ岩場の急坂を登ること45分。セガンティーニヒュテ2731mに到着。アルプスの自然と人々に魅せられた画家セガンティーニが死の直前まで絵筆をとっていたヒュッテ。100年以上前に画家が眺めていたサンモリッツからベルニナ山群までの風景が青空の下に展開。登山客がくつろぐ小屋で Kaffe Seganthni with Amaretto 9CHFを注文 疲れて乾いたのどに適度な甘さとアルコールが心地よい。
50分ほどすがすがしい景色を堪能し3時間(休憩30分込)かかった同じ道を下山。1時間15分でムオタスムライユに到着。
ホテルに戻ったあと、サンモリツ湖沿いに10分ほど歩きセガンティーニ美術館。ここからサンモリッツ湖越しに先ほどのセガンティーニヒュッテあたりが見える。セガンティーニの作品が並ぶ。皆静かに絵ごとにレシーバーから流れる説明に耳を傾けるながら1時間ほど絵に見入った。
セガンティーニヒュッテ(1)
ディアヴォレッツア駅からサンモリッツに戻る途中駅プントムラーユという小さな駅で下車。ゴンドラで約10分でムオタス・ムライユ展望台2453m。サンモリッツの街並み、たくさんの湖、ピッツネイル山群、牧場の牛や馬などを見ながら歩き出す。前方には今日の目的地セガンティーニヒュッテあたりが遠くに見える。約40分で小川を渡る。ここが巻道との分岐点。ここでランチ。
おなかいっぱいになったところでいよいよ本格的な登り坂。強い風を受けながら急な坂を登る。一人で登るたくましい女性も。回り込むとロゼック谷とベルニナ山群があらわれる。
ディアヴォレッツァ展望台
今日からサンモリッツ。サンモリッツ駅からレーティッシュ鉄道でティラーノに向かって約40分でベルニナディアヴォレッツァ駅。大きなゴンドラに乗り約10分でディアヴォレッツァ展望台(2978m)に着く。眼前にベルニナ山群の最高峰 ピッツベルニナ4049mはじめベルニナアルプスの山々が迫る。山々の間からは大きな氷河が流れる。
下りのゴンドラから鉄道沿いにビアンコ湖(かな?)が見える。
2012年7月18日水曜日
氷河特急(1)
ラウターブルンネンからトンネルの多い鉄道でブリークへ。ブリークは西に行けばツェルマット、東に行けばサンモリッツの分岐点。1時間ほど市内をぶらつきいよいよ氷河特急。意外にも駅舎の外の路面電車の乗り場みたいなところから乗車。座席のダブルブッキングでひと悶着あったが、がらがらの車両に案内される、ほぼ一両貸切状態。40分ほどで料理が運ばれてきた。今日のメニューは・パンケーキスライスのブイヨンスープ・薄切り仔牛肉ときのこのクリーム煮・麦米と角切野菜とミックスベジタブル・チョコレートケーキ。途中の駅で女性が歌とホルンの演奏を披露していた。
ロブフォルンヒュッテ(3)
今日は氷河特急でサンモリッツへ移動。5:20東の空が明るむ。6:00にはコーヒーとパンの朝食を済ませる。6:10アイガーとユングフラウの山頂が朝日を受け赤らむ。6:15にヒュッテを出る。ロブフォルンが朝日を受けて燃えるよう。何事もなかったような顔をして牛たちが朝早い日本人たちを見送る。牛舎のカウベルを見ながらロブフォルンとお別れ。
2012年7月17日火曜日
ロブホルンヒュッテ(2)
スルワルドから2時間20分でロブフォルンヒュッテ1955mに到着。谷を挟んで目の前はベルナー三山、後ろにはロブフォルンからミューレンにつながる山々。まずは、ビールで乾杯。ちょっと風が冷たいが青空の下 至福のひと時。エーデルワイスを探しに行った人たちがようやく見つけたと言って帰ってきた。今回の山歩き中、結局野生のエーデルワイスはここでしか見れなかった。
やがて雲がとれアイガー(左)とメンヒ(右)が姿をあらわす。アイガーの頂点から垂直に下にさがった右側の黒い三角の部分が有名なアイガーの北壁。手前の緑の山の一番左がきのう登ったメンリッヒェン山頂。
食事後にハーモニカで合唱会開催。同宿の家族ずれも仲間に入り、はからずも国際親善。みんなで手を組み足をならしながら歌う。突然のリクエストなのに息のあったパフォーマンス。ちなみに宿の女主人からのリクエストは「さくら」だった。日本語の歌を聞くのは初めてだという事なので、大きな恥はかいていないと思う。
この山小屋トイレは部屋の外。2時ごろ用を足しに外に出ると満天の星、すぐ手の届きそうな所に北斗七星とカシオペア座。茅ヶ崎で見るのとは違って大きくて、明るかった。用を足すのにカメラは持参しないので写真を見せられないのが残念。
登録:
投稿 (Atom)