水芭蕉を見に尾瀬ヶ原へ。山の鼻へ入る木道に入ると間もなく両側に水芭蕉があらわれる。花びらに見える白い部分は葉が変形した仏炎苞。仏炎苞で有名なのは座禅草。中心の棒状の部分が小さな花が集まった花。種は熊の大好物だとか、この時期は鮮やかな黄色があざやかなリュウキンカが目をひいた。ようく見ると立山リンドウが宝石のような花を咲かせていた。
尾瀬ヶ原は西に至仏山、東に燧ヶ岳がそびえそのあいだを木道が結ぶ。どこにいても二つの山が見える。雪が多く残っているのが至仏山。水芭蕉と至仏山、朝の至仏山、池塘に写る逆さ至仏山。夕暮れの燧ケ岳。